重さ
君の言う好き
の重さってどれくらい
眠い、疲れた
と同じくらい?
おはよう、おやすみ
と同じくらい?
簡単にそんなこと言うならさ
大事な時まで取っておいて
温めて使ってよ
君は好きなもの嫌いなもの
どっちから食べるの
1番が良い
そんな贅沢を抜かして
求めることが
良いことか悪いことか
見つけるための
時間が愛おしい
暖冬
恋愛は難しい
私にだけ優しく
みんなに優しく
一体どっち
素直になること
言いたいこと
頭の中では泳いでいる
けど素直になれない
君のあの言葉が頭をよぎる
舞い上がっていたのは
僕だけだったんだ
自分の器の小ささに
嫌気がさす
なんか君にムカついて
正当化
もう結構だ
なんて思ったり
でも寝て起きて
繰り返すように
おんなじこと思い出す
今年の冬は暖かい
ならもっと暖かくて良かった
冬なんて感じたくはない
寂しくなるだけ
駅前の小さな明かり
深夜2時のコンビニ
弱めのお酒で
お疲れ様
電車が来るまでの
短さで
何か言うことはなかったの
ありがとう
それくらいしか出てこない
夏なのに
頭の中は真っ白く
エアコンの効かない
店の中
オレンジジュース
もう少し冷たくて良かった
今年の冬は暖かい
開き直り
友情は恋愛感情には勝てない
おれはあいつには絶対に
負けない
みんな優しさは
幾分か持っている
じゃあどこで違い
見せてくんだよ
それを見つけ出さなきゃ
ならない
また会いたいなんて
もう一回だけ
言ってみたかった
惚れたもん負け
その通りだったよ
負けは決まってしまった
だから失うものは
なにもない
隠す
送らない
会いたくない
この感じ
気づかないふりをした
ほんとはもう
気づいているのに
強がってみたりして
街灯の明かりに
照らされて
気づかれてしまいそうで
ありとかなしとか
どうでもいい
好きとか嫌いとか
どうでもいい
言えるとか言えないとか
どうでもいい
ただ伝えるだけなのに
たった一言もいえなくて
いつか言える日が来るのかな
あっけない
知りすぎるのも良くはなくて
知らなすぎるのも良くはなくて
好きな食べ物
嫌いな食べ物
それくらいが
ちょうどいいんじゃない
真ん中を探ってる
ちょうど良いは
誰かのそれとは少し違う
そう分かる分かる
信じよう
あなたに振り回されても
いやいや
今日はこれくらいにして
コンタクトつけたまま
眠ってしまった
乾き
乾き
涙で滲んで
見えなくなった
時間が経つごとに
胸の鼓動が苦しい
自分らしくて
少し笑えた
誰かの幸せは
誰かの不幸せ
そんなことを考えてた
平成が終わっても
残っているのかな
片手に収まる思い出が
だけれど
いつかきっと乾いて
見えるようになって
そんなこともあったねって
誰かと笑い合うんだ